プリザーブドフラワーをオリジナルのデザインで売りたいけれど、自信がないという理由で値段を下げてしまう、を止める思考術②

  • HOME
  • ブログ
  • プリザーブドフラワーをオリジナルのデザインで売りたいけれど、自信がないという理由で値段を下げてしまう、を止める思考術②

こんにちは。

プリザーブドフラワーとポーセリンアーティストの長谷川素子です。

 

「プリザーブドフラワーをオリジナルのデザインで売りたいけれど、自信がないという理由で値段を下げてしまう」、この心の癖に気づいたらあとはやめるだけです。

でも私はそれが難しかった!!

 

安くするのはお客様のためじゃなくて自分の保身のため

        ↓そう気づいて

「じゃあ自信をつけなきゃ、でもそれって腕を上げるってこと?」

        ↓それは違うと教えられて

「そっか、技術や表現力は常に更新していくものだから必要なのはその時々の今の私の精一杯か」

と行き着いたのですがまだやっぱり怖い気持ちが残っていたのです。

 

それは何だったのか?

 

たぶん、上記の考え方では自分自身の迷いをコントロールできる方法を知っただけだったのです。

何が言いたいかというと・・・

私はお客さんの反応が怖かったのです。

 

はっきり言うと「これがこの値段?ぼったくりじゃん、高すぎるわっ!」と思われるのが怖かったのです。

もっと踏み込んで言うと自分の精一杯を否定されるのが怖かったのです。

 

安くしておけばお客さんが手にした時に「あれ?ちょっとイマイチ・・・・」と思ったとしてもお客さんの中で「まぁこの値段だしいっか」と勝手に解決してくれて私にはネガティブな言葉が届かない、そんな防御の意味もあったのです。

 

これは時間がかかりましたが、自分で心をコントロールしてそっちにはいかないようにしました。・・・今も常にしています。

仕事とか販売とかに関わらず人間関係の中で使える方法(私にとってはですが)なのでお届けしますね。

 

ということで今回は自分と他人を分ける編です。

 

まず結論から。

他人の心はその人のものです。

期待にこたえたい、喜ばせたい、満足させたい、好きな相手やお客様にそう思い、できる限り叶えられるように行動することがあります。

でも相手の心そのものを動かすことはできません。

「できない」ことをあらかじめ自分に銘じておくことで自分自身に過度な義務を課さない、私はこれでいいのだと思います。

 

私は「期待はずれ」と言われたこともあるし、「思ったのと違う」、「買った人がかわいそう」も言われたことがあります。

その時は私が下手すぎてまだ売れるレベルじゃなかったと落ち込んで作る気力も仕事を続けていく自信もなくなりました。今でも言われたらしばらく悩むかもしれません。

 

でも・・・!!

私にも落ち度があったとしても、「期待外れだと思う人」もいれば「期待通りだと思う人」もいるというだけのことなんです。

「私が満足させられなかった」と「相手が満足しなかった」はやっぱり違うのです。

 

もしそこに具体的な指摘があれば、「言ってくれてありがとう。次に生かします。」、もし要らないというのなら返品で対応するしかないのです。

 

もちろん私が自分できれいだと思って扱ったアレンジである必要はあるし、お客様への対応は丁寧に、ですが。

 

自分の心を必要以上に傷つけることはない、という意味で「他人の心は動かせない」でいいと思うのです。